JCGR 日本コーポレートガバナンス研究所

ブログ

サロン・ド・丸の内「企業の評判の評価」(7月3日)のQ&Aについて(福永朱里)

企業の評判の評価について
2021年7月3日

7月2日、「サロンド丸の内」で企業の評判についてお話をさせていただいた福永朱里です。この度は皆様とご一緒する機会を頂き、お礼申し上げます。

質疑応答の中で「評判」の測定について議論しました。マスコミにあがる記事の評価など、いくつかの伝統的広報の測定法は世にあるとしても、最新の社会変化がもたらすインフラと多様な価値観を総合的に網羅した測定法は、いろいろな方々が模索している段階です。

質問へのお答えとして、評判の評価は複合的に考えるべきであるとお伝えしました。私自身は、色々なメーターが配置された「ダッシュボード」を想像した評価法が適切だと考えています。企業が設定した経営目標項目を、「ダッシュボード」上にのせます。評判を各目標の達成要因とみなし、経営陣との協議のもと評判の貢献度を割り当てる方式です。経営目標は各企業で異なりますので、ダッシュボードにのせる項目は企業によって変わります。売り上げ、純利益、株価、社員の意識動向、人材確保率など、さまざまな項目があります。

さて、どうしてこのような間接的な方法が適切かという理由ですが、それは、経営者にとって、評判自体がゴールではないからです。良い評判の持続と向上を意識しながら、経営陣の力を向ける最終ゴールは各経営目標の達成だからです。

福永朱里
株式会社パスエード

page top