JCGR 日本コーポレートガバナンス研究所

コラム

ベーカー街のガバナンス寓話

このコラムは、寓話を利用して、JCGR独自のコーポレートガバナンス(👉「現代株式会社のコーポレートガバナンス原則」 https://jcgr.org/principles/)と、現行の東京証券取引所のコーポレートガバナンスコードを対比させ、両者の考え方の違いを浮き彫りにしようとするものです。

なぜ寓話かというと、 McCloskey(#)が1985年の著書『The Rhetoric of Economics(経済学の修辞学)』において、経済学は一見すると純粋な数式や統計だけで成り立っているように見えるが、実際には学者の「説得の技術(レトリック)」や物語に大きく依存していると主張し、大論争となったことに端を発しています。この主張の理解には色々ありますが、生成AIの発展により文筆家でなくても寓話を創作することが容易となったからには、理論を寓話化することで、より多くの人々に理解をしてもらえるようになると考えたわけです。

(#)https://www.deirdremccloskey.com/ ファーストネームがDonaldからDierdreとなり、彼から彼女となったユニークな経済学者です。計量経済史のパイオニア的存在です。

生成AIとの対話の成果として収束した寓話は対比のため、JCGRの考え方に従うように書き換えた部分を下線で示し、書き換えられた部分である東証のCGコードで創作した部分は[元寓話部分]でくくり、フォントを青色にしてあります。少し読みにくい箇所もあるかと思いますが、まず青字を無視して一読し、読み返すことをすすめます。この試みにより、ガバナンス自体の理解が促進され、JCGRと東証の考え方の違いを理解する一助となれば幸いです。

スペースの関係で、全寓話(プロローグ+全4幕+エピローグ)と説明の全体を示すことができないため、プロローグと第1幕部分を以下に抜粋しました。興味が湧いた方は文末にあるダウンロード先から完全版PDFを入手してください。

ベーカー街のガバナンス寓話 

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